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今まで、こんなブッ飛んだスパイ映画があっただろうか!!

INTRODUCTION

『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ヴォーン監督最新作

常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクションが誕生!

ロンドンのサヴィル・ロウにある高級テイラー「キングスマン」。しかし、その実態はどの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった! 『キック・アス』(10)『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)で世界中の映画ファンを虜にしたマシュー・ヴォーン監督の最新作は、全編キレッキレの超過激なノンストップ・スパイアクション!

ブリティッシュスタイルのスーツに身を包んだ名優コリン・ファースの華麗なアクション、マシンガンに早変わりする傘やナイフ仕込みの靴など魅力的なスパイ・ガジェットの数々、一癖も二癖もある規格外のキャラクターたち、そして息もつかせぬスリリングな展開が世界中を熱狂させ、全世界4億ドル超えのメガヒットを記録した。すでに続編の製作も噂されている。

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17年前に父を亡くし、無職のままロンドンで母と暮らすエグジー。彼の前に現れたハリーは、普段は高級テイラー「キングスマン」の仕立て職人、だが裏の顔は秘密裏に活動する国際諜報機関のスパイだった。同僚だったエグジーの父にかつて命を救われたハリーは、エグジーをキングスマンの新人候補としてスカウトする。並みいるライバルたちの中、新スパイの座を賭けて熾烈な競争をくり広げるエグジー。

一方、ハリーは世界規模のテロ計画を進めるIT富豪、ヴァレンタインの行方を追っていた。果たしてエグジーは、ハリーの助けを得ながら新たなスパイとなることができるのか? そして、ハリーはヴァレンタインの怖ろしい計画を阻止することができるのか?

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『007』シリーズなどさまざまなスパイ映画にオマージュを捧げながら、これまでにない斬新なスパイアクションを誕生させたのは、『キック・アス』でもコラボレートしたマシュー・ヴォーン監督と原作者マーク・ミラーの二人。ミラーは原作を完成させる際、ヴォーンのアイディアを取り入れ、イギリスを舞台にした英国紳士が主人公のスパイものを着想。そこにスパイとは最も縁遠い、行き場を失った青年の成長物語を組み合わせて、グラフィックノベル「キングスマン: ザ・シークレット・サービス」を完成させた。

主人公の敵がIT起業家で、環境問題に危機感を覚えて殺戮計画を企てるという設定も実に現代的だ。 サヴィル・ロウの仕立屋が実は国際諜報機関のアジトで、洗練された店内を奥に進むとそこに血なまぐさい武器が隠されているというディテールも、オリジナリティーに溢れている。スパイ映画に付きもののガジェットは、もちろんすべて英国紳士に相応しいものばかりだ。開けば防弾シールドになり、マシンガンにもなる多機能傘、先端からナイフが飛び出す仕込み靴。ライター型手榴弾、毒入りペン、防弾スーツなど、いずれもウィットに富んだプロダクションデザインで観る人の心を躍らせる。

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主人公のハリーを演じるのは、『英国王のスピーチ』(10)でアカデミー主演男優賞を獲得したコリン・ファース。『裏切りのサーカス』(11)でもスタイリッシュな英国諜報部員を演じるなど、紳士的なスパイ役にはぴったりのファースだが、これまで敵をなぎ倒すアクションヒーローに扮したことはなかった。

そこでこの作品のために、数ヵ月にも及ぶトレーニングを敢行。オーダーメイドのスーツにカフスボタンというエレガントなスタイルで、超過激なアクションに挑んだ彼は、キレのいい身のこなしを披露してみせた。教会で数十人の敵と戦う終盤のアクションシーンは、なんとワンテイクで撮影されるなど、ジェームズ・ボンドに匹敵するタフでクールなスパイを見事に演じている。

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また、本作の大きな魅力でもある個性豊かなキャラクターたちに扮した俳優陣も豪華だ。キングスマンを率いるリーダーのアーサーには、『ダークナイト』(08)『インターステラー』(14)の名優マイケル・ケイン。世界を危機に陥れる邪悪なIT富豪ヴァレンタインには、『アベンジャーズ』(12)『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)のサミュエル・L・ジャクソン。

キングスマンの新人候補生を指導する教官マーリンに、『シャーロック・ホームズ』(09)『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)のマーク・ストロング。そして、謎の一味に拉致されるアーノルド教授には、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)の公開を控えるマーク・ハミルが扮している。

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ハリーによってキングスマンにスカウトされるエグジーは、60人以上に及ぶ若手俳優のスクリーンテストを経て、映画出演経験のない新人タロン・エガートンが抜擢された。ストリートキッズから一流のスパイへ、また一流の紳士へと成長していくエグジーは、本作の真の主人公と言っても過言ではない。また、エグジーと競い合うキングスマンの新人候補生ロキシーにはソフィー・クックソン、ヴァレンタインの片腕として暗躍する義足の殺人マシーン、ガゼルにはソフィア・ブテラが起用されている。

往年のヒット曲から近年の楽曲まで、ブリットポップをちりばめた音楽や、エレガントでクラシックな衣装、美術は、かつてない英国紳士風のスパイアクションを作り上げようというヴォーン監督の熱意のあらわれ。『大逆転』『ニキータ』『プリティ・ウーマン』『マイ・フェア・レディ』など、過去の名作にインスパイアされた成長物語としても、観る人の共感を呼ぶに違いない。

今まで、こんなブッ飛んだスパイ映画があっただろうか!!

STORY

ロンドンの高級テーラー「キングスマン」。しかしその実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった!

1997年、中東。一人の男がチームを救うため、機密活動中に命を落とした。彼の妻と息子エグジーは、ロンドンの家で栄誉のメダルを授かり、その裏に電話番号が刻まれていることを教えられる。「何か困った時は電話してくれ。合言葉は“ブローグではなくオックスフォード”」。

それから17年―。22歳になったゲイリー・“エグジー”・アンウィン(タロン・エガートン)は、大学を中退した後、無職のまま母のアパートに同居していた。車を盗み、無謀運転で逮捕された彼は、刑務所から出るためにあの電話番号に電話をかける。「ブローグではなくオックスフォード」。

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現れたのは、かつてエグジーの父に命を救われ、幼いエグジーにメダルを手渡したハリー・ハート(コリン・ファース)だった。彼はエグジーに言う。ケチな犯罪に走る今の君を見たら、勇敢だった君の父親は失望するだろう、と。一方、ハリーはエグジーの優れた身体能力に目を付けていた。「生まれの貧しさで人生は決まらない。学ぶ意欲さえあれば変われるんだ。『マイ・フェア・レディ』みたいに」。

ハリーはエグジーをサヴィル・ロウにある高級テイラー「キングスマン」へ連れていく。普段はここで仕立て職人として働くハリーの裏の顔は、秘密裏に活動する国際的な独立諜報機関、キングスマンのエージェントだった。アーサー(マイケル・ケイン)をリーダーとするキングスマンは、チームの一員が惨殺され、欠員を補充しなければならなかった。「キングスマンは新時代の騎士。スーツは現代の鎧だ」と説明するハリー。父もエージェントの一人だったことを知ったエグジーは、キングスマンの新人試験を受けないかというハリーの申し出を受け入れる。

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エグジーを待ち受けていたのは、良い家柄と高い学歴を誇るライバルたちとの熾烈な競争、そして危険をともなう過酷な選考試験の数々だった。就寝中、突然部屋が天井まで浸水し、非常事態に見舞われる候補生たち。必死で脱出した彼らに、教官のマーリン(マーク・ストロング)は「最も大事なことを忘れている。チームワークだ」と檄を飛ばす。

一方、ハリーはその頃、優秀な学者や科学者、芸能人が次々と失踪を遂げる事件の謎を追っていた。首謀者として浮上したのは、天才的エンジニアでIT富豪のリッチモンド・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)。彼は環境保護を訴える活動家だったが、妄想にとらわれ、どんなことをしてでも地球を救おうと怖ろしい計画を立てていた。彼の片腕として、狂気のプロジェクトをサポートするのは、義足の美女ガゼル(ソフィア・ブテラ)だ。手がかりをつかむため、ハリーはかつて犯人に拉致されたアーノルド教授(マーク・ハミル)を訪ねるが、彼は首に埋め込まれたチップが起動し爆死してしまう。ハリーもまた瀕死の重傷を負い、病院に収容される。

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ヴァレンタインの計画は着々と進行していた。彼は盛大な発表会を開催し、そこであらゆる人々に無料のSIMカードを配布することを宣言する。「すべての携帯やパソコンに対応可能なカードで、わが社の通信ネットワークを無料で使用できる。通話無料。ネットも無料。すべての利用者が永久に!」。それが罠であることも知らず、人々はSIMカードを求めて、長蛇の列を作る。

キングスマンの新人試験は、一人また一人と候補生が脱落していた。エグジーはロキシー(ソフィー・クックソン)と共に、辛くもテストをクリアしていく。最終選考を目前に控え、ハリーはエグジーにキングスマンの心得を伝授する。「人は生まれた家柄で紳士になるんじゃない。学んで紳士になる。我々は真の紳士だ」。

果たしてエグジーは、キングスマンの新エージェントに、そして真の紳士になることができるのだろうか?また、ハリーとエグジーは、ヴァレンタインの邪悪な計画を暴き、世界の危機を救うことができるのだろうか?

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