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マシュー・ヴォーン (監督/製作/脚本)

ガイ・リッチー監督『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)やブラッド・ピット主演の『スナッチ』(00)のプロデューサーとして、キャリアをスタートした。自身の制作会社マーヴ・フィルムズを通し、ダニエル・クレイグ主演の『レイヤー・ケーキ』(04)で監督としてのデビューを飾った。

次に、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファーが主演した『スターダスト』(07)を監督、脚本執筆パートナーのジェーン・ゴールドマンと共同で脚本も執筆した。2009年には、マイケル・ケインが主演した『狼たちの処刑台』(09未)を製作。

2010年には、ヘレン・ミレンとサム・ワーシントンが主演した『ペイド・バック』(10未)の製作と脚本、『キック・アス』(10)では監督、製作、脚本を手がけた。さらに、2011年には『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)の脚本と監督を、2012年には『キック・アス2』(12)の脚本と製作を手がけた。

ジェーン・ゴールドマン (脚本、共同製作)

元ジャーナリスト。ベストセラー・リストのNo.1となり、作家組合賞とノビー賞にノミネートされた“The X-Files Book of the Unexplained”など8冊の本の著者である。また、ドキュメンタリーや娯楽番組でのプレゼンターや、ライター、プロデューサーとしてテレビでも活躍している。初めて執筆した『スターダスト』(07)をきっかけに、マシュー・ヴォーンとの長期に渡るコラボレーションを開始、ユーゴ賞の最優秀脚本賞を受賞した。『キック・アス』(10)では共同製作もつとめ、作家組合賞(オリジナル脚本賞)、ウィメン・イン・フィルム・アンド・テレビ(英国映画協会脚本賞)、トータル・フィルム誌(脚本家賞)を受賞。その後『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)を手がけた。ティム・バートン監督の新作“Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children”の脚本を執筆している。

デヴィッド・リード (製作)

アダム・ボーリングと共に、マシュー・ヴォーンの監督デビュー作、『レイヤー・ケーキ』(04)と『キック・アス』(10)を製作、次に、アダム・ボーリングとパートナーを組んで、BAFTAにノミネートされたインドのヒット作“Rang De Basanti, Mr Lonely”とニック・モランの監督デビュー作“Telstar”、最近ではジェフ・ワドロウ監督の『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(13)を製作した。

アダム・ボーリング (製作)

デヴィッド・リードと共にマシュー・ヴォーンの監督デビュー作、『レイヤー・ケーキ』(04)と『キック・アス』(10)を製作した。製作パートナーとしてボーリングとリードは、BAFTAにノミネートされたインドのヒット作“Rang De Basanti, Mr Lonely”とニック・モランの監督デビュー作“Telstar”、最近ではジェフ・ワドロウ監督の『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(13)を製作した。

ジョージ・リッチモンド (撮影監督)

2008年、“The Hide”の撮影により、シラキューズ国際映画祭とモナコ・チャリティ映画祭の両方で撮影賞を受賞した。カメラオペレーター時代の作品に『スノーホワイト』(12)、『デンジェラス・ラン』(12)、『戦火の馬』(11)、『タイタンの戦い』(10)、『ナイン』(09)、『007/慰めの報酬』(08)、『バーン・アフター・リーディング』(08)、『ウォンテッド』(08)などがある。『サンシャイン/歌声が響く街』(13)、『ワイルド・ビル』(11未)、『ランズエンド -闇の孤島-』(12未)でカメラマンを務めた。CM撮影を行ったクライアントはアディダス、アスダ、ジョニー・ウォーカー、ギネスなどがある。

ポール・カービー (プロダクション・デザイナー)

ロンドンのナショナル・フィルム・アンド・テレビジョン・スクールのプロダクション・デザイン科を卒業。リチャード・アッテンボローの『チャーリー』(92)からキャリアをスタート。主な作品に『永遠の愛に生きて』(93)、『フィフス・エレメント』(97)、『キャプテン・フィリップス』(13)のほか、ジェームズ・ボンド・シリーズの3本もある。また『バットマン ビギンズ』(05)、『オペラ座の怪人』(04)、『サハラに舞う羽根』(02)では美術監督を務めた。

マーク・ミラー (製作総指揮)

『ウォンテッド』(08)と『キック・アス』(10)のライター/クリエーター。『キック・アス』の続編『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(13)では製作総指揮を務めた。20世紀フォックスでクリエイティブ・コンサルタントをつとめており、これから公開されるマーヴェル映画を指揮している。マーヴェルで10年を過ごした間に最大のヒットをあげたシリーズ“Civil War”を製作したほか、脚本家のザック・ペンが『アベンジャーズ』映画のヒントをもらったという“The Ultimates”も製作した。“The Ultimates”は、タイム誌の2010年回顧版でこの10年間を代表するコミックブックとして取り上げられたほか、脚色されてアニメ映画やビデオゲームになっている。母国のイギリスのクリント誌の編集者および共同出版者であり、テレビ会社ミラーワールド・プロダクションズのCEO、さらに、スコットランド政府の映画アドバイザーもつとめている。

デイブ・ギボンズ (製作総指揮)

イギリスで、アングラのコミックおよびファンジンの世界で地位を確立したあと、大西洋の両側にあるほとんど全てのコミック出版社のためにイラストと執筆を手がけている。主な作品に“ドクター・フー”、“スーパーマン”、“グリーン・ランタン”、“キャプテン・アメリカ”、“ドクター・ストレンジ”、“ザ・ハルク”、“プレデター”、“エイリアンズ”などがある。フランク・ミラーと一緒に “Give Me Liberty”と“Martha Washington Goes to War”を共同で企画した。アラン・ムーアが協力した“Watchmen”は、ベストセラーのグラフィックノベルで、映画『ウォッチメン』(09)となった。ギボンズの自伝的なグラフィックノベル、“The Originals”は2005年にアイズナー賞を受賞した。

ヘンリー・ジャックマン&マシュー・マージェソン (音楽)

ジャックマンはイギリスのカセドラル・クワイア・スクール、イートン大学、オックスフォード大学でクラシック音楽を学んだあと、ヒット・チャートのダンス・ナンバーのリミックス、エレクトロニカやクラブ・ミュージックを手がけた。レコード業界で数年を過ごした後、『天使のくれた時間』(00)で“This Could Be Heaven”の共同作詞とプロデュースによりシールとコラボレーション。これがハンス・ジマーとジョン・パウエルの目にとまり彼らのスコアで追加音楽を手掛けるようになる。『ダークナイト』(08)、『ダ・ヴィンチ・コード』(06)、『カンフー・パンダ』(06)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールズ・エンド』(07)などに参加。2人で手がけた主な作品には『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)、『キャプテン・フィリップス』(13)、『シュガー・ラッシュ』(12)、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)などがある。これらの映画でジャックマンは作曲家をつとめ、マージェソンは追加音楽を作曲した。

アリアン・フィリップス (衣装デザイナー)

2012年のマドンナの監督デビュー作、『ウォリスとエドワード 英国王冠を賭けた恋』(11)で2012年のオスカー衣装デザイン賞にノミネートされたほか、衣装デザイナー組合の名声ある賞、最優秀衣装デザイン賞を受賞。初めてオスカーにノミネートされたのは、2006年の『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05)。また、トム・フォードの『シングルマン』(09)では、2010年のBAFTAの衣装デザイン賞にノミネートされた。主な作品に『ナイト&デイ』(10)、『シングルマン』(09)、『3時10分、決断のとき』(07)、『17歳のカルテ』(99)、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(01)、『タンク・ガール』(95)などがある。マドンナの衣装を手がけていることでよく知られ、1997年以来コラボレーションを続けている。またイタリア版ヴォーグ、日本版のヴォーグ、ロシア版ヴォーグ、ハーパーズ・バザー、W、ヌメロなど多くの雑誌のファッション・エディター、ブランドのコンサルタントとしても活躍している。

クリスティン・ブランデル (メーキャップ&ヘアー・デザイナー)

70年代後半にバンドのスタイリングとケンジングトン・マーケットにある美容院で、初めてヘアーとメーキャップの仕事を手がけた。メーキャップの集中講座を受けた後「オペラ座の怪人」で人工装具を担当、スケッチ・ショーやテレビ映画で経験を積んだ。マイク・リー監督と『ライフ・イズ・スイート』(91)で組んだのをきっかけに、11作品で20年以上に及ぶコラボレーションを続けている。『トプシー・ターヴィ』(99未)では、アカデミー賞とBAFTA賞の両方を受賞。2004年には『ヴェラ・ドレイク』と『ネバーランド』(04)の2本でBAFTAにノミネートされた。主な作品に『フル・モンティ』(97)、『クローサー』(04)、『007/カジノ・ロワイヤル』(06)、『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(11)、『トランス』(13)、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(13)などがある。

原作コミック キングスマン:ザ・シークレット・サービス 『キック・アス』のマーク・ミラー×『ウォッチメン』のデイブ・ギボンズ!アメコミ界最強タッグが放つ、新世代スパイアクション!

イギリスの最下層で救いのない日々を送っている少年エグジー。そんな姿を見かねた親戚のジャックから、ある日彼は驚くべき秘密を告げられる。「じつは自分はMI6のスパイなんだ」。そして才能を見込まれたエグジーも、エリートぞろいのスパイ学校に入学することに。落ちこぼれのエグジーは、謎のセレブ誘拐事件が頻発する世界を救うヒーローになれるのか……? 『キック・アス』のマーク・ミラー&『ウォッチメン』のデイブ・ギボンズという夢の組み合わせに、映画『キック・アス』監督のマシュー・ヴォーンも加わり、21世紀の新たなスパイ・ヒーローが誕生!

【発売・発行】(株)小学館集英社プロダクション
【著】マーク・ミラー、マシュー・ヴォーン[作]
   デイブ・ギボンズ[画]
【訳】中沢俊介
【定価】本体2,000円+税
【発売日】2015年7月29日頃
【仕様】B5判変・並製・160頁・本文4C

© 2012, 2013, 2014, and 2015 by Millarworld Limited, Dave Gibbons Ltd., and Marv Films Limited. All rights reserved.